「愛で人を殺せるなら、憎しみで人を救えもするだろう」◆モンテ・クリスト伯/Amour de 99!!

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こんばんは、akaneです。

今週はものっそい色んなことがあって凹みまくり、もう俺はだめだ、現実世界から逃げるぞ。ヅカの世界で生きるぞ。ヅカを観劇することを仕事にするんだ。ルルルラララ!と頭がお花畑になっていました。なんだそれ。
先週やっとの思いで宙組さんの観劇予約をし、決死の思いで行ってまいりました。やっと…!やっと会えたね…!と思わず涙がキラリよ。

さてさて、いってまいりました宙組さん。
先にレビューの感想にいくわよ。

・ちょんぱでバーン!と始まるのがかっこいい。みりおんベイビーがセンターで美声を披露!

・もふもふのかなめ氏。本当にスターのオーラがバリバリでかっこいいんだ。かなめ氏を見るたびに本当に変わったなあ、努力したんだろうなあ、すごいなあと思う。

・スターたちが次々と階段を降りながらオシャレに歌っていくのがいいよね!

・大きな画面に次々と歴代の大先生たちが映し出され、有名な歌を歌っていくショー構成でございます。

・色とりどりの鮮やかな衣装を着た宙組生が舞台で激しくサンバだかコンガだかを踊る。舞台も回転しながらセットがせり上がったりしてめちゃくちゃ大盛り上がり!え!ここはどこなの!?宝塚なの!?TDRなの!?という感じでございます。そして遂に現れた美脚の女王、かなめ氏。ぱいなぽーの女、かなめ氏。なんやあの色っぽさ…あの美脚…なんやねん…本気やんけ……。普通トップスターの女役といえば必ずどこかで「ぷー、くすくすっ…や、き、綺麗やねんけどさ…ぷはーっ」ってのが絶対ついてくるじゃない。それなのにこの人はひとかけらもそれがないのよ。どういうことよ美しすぎるわよこんなパイナップル見たことない。「腰をふりふり♪」とか言いながら腰をクネクネさせるかなめ氏。ちょ、あんたもうどういうことなの!ちょっと最前列のおっさん!あたいと代わりなさいよ!(鼻息)と言う感じで大変うざいakaneさん!テンションだだ上がり!最後のクネッとしながら投げチューをするかなめ氏の可愛いこと!うひー!

・まぁくんとみりおんベイビーの舞踏会の場面ね。初演のことを存じ上げないわけですが。あれさ、悪い泥棒紳士のまぁくんがちゃわいいみりおんベイビーの金ぴか時計を奪おうと、彼女に近づいて口説くわけでしょ?そしていい雰囲気になったところで、こっそり頂いた訳でしょ?その後さ、みりおんベイビーはまぁくんが泥棒だってことを知ってたってことでおk?自分の時計が盗られたってことも分かっていたってことでおk?それでもいいの、この首飾りだってあげちゃうわよってまぁくんに渡したってことでおk?まぁくんは最初金目的で近づいたのに思わぬ展開で「あれ?俺マジでこの子のこと…」→ガバーッってことでおk?

・テルキタのデュエダン。ものっそい絡んでます。嬉しいんだが、そのさ…これ逆じゃダメだったのかい(笑)あえてのこの組み合わせなのかい!(笑)どうみてもオヅキさん大阪堂島のバーのママですありがとうございました。必死に膝を折ってるのがいじらしくて可愛いです。顔は雄雄しいですが(笑)でもかなめ氏がわりと幸せそうに、愛おしそうにオヅキくんを見てるのでまあ良しとしたらいいと思います(笑)

・金ぴかの人たちがワラワラ。激しく踊る踊る!最初は「わー、なんだ綺麗なゴールドだなあ」と見ていたのですが、だんだん金ぴかの人たちが幼○に見えてきちまってだな…だって茶色い横縞が入ってるからさ…。でもこんな綺麗なお顔の○虫見たことないよ!(伏字の意味なし)
なんかしらんがみんなで男前に踊る踊る。頭の被り物がちーさんが似合いすぎてはすはす。

・フォーエバー宝塚でデュエダンするてるみり。かーわーいーいー。リフトも綺麗で、美形カップル!よっ!と言う感じでございました。

ではでは、以下でお芝居。


人を許すことって、どういうことだろう。

とても考えさせられる舞台でした。個人的に。
物語は、船長に昇格し、結婚も決まり順風満帆だったエドモント◆かなめ氏が、彼を妬んだフェルナン◆まぁくん、ダングラール◆ともちん、ヴィルフォール◆ちーさんによって罠にはめられ、長い年月の間投獄される。彼は自分の中の憎しみ、怒り、復讐だけを頼りに生き、脱獄した後に彼らや自分を見捨てた恋人に復讐するという話。

私は正直な所、物凄く人を許すことが苦手です。
もちろん小さなことならそれほど尾は引かないですが、それでも時に尾を引く場合もある。
まして、自分の心をズタズタにされるようなことがあれば、ちょっとやそっとのことではその人を許すことができない。許してしまえば楽になると分かっては居ても、どうしても許せない。たとえ一時は「もう許そう、どうでもいい」と思ったとしても、何かきっかけがあればまた怒りが湧き出てくる。
まあ、もし彼と同じ立場になった時にあれほど大胆な復讐の鬼になるかは分からないけれども、少なくとも決して許せはしないだろうと思う。ファリア司祭◆すっしーやベルツッチオ◆オヅキの言っている意味も分かる。それでも、かなめ氏の気持ちも物凄く分かる。だから見ていて本当に疲れる舞台でした。感情の変化が忙しくてね!

それにしても、とにかく音楽が良かったなー。話も疲れるけれども物凄く好きだ。おすすめです。是非観て欲しい舞台です。

・シャトー・ディフのシーン。かなめ氏と愛くんが入れ替わったことが分からなかったので次のシーンでどんだけかなめ氏神業移動!!と思ってみてました。(あほ)

・かなめ氏とメルセデス◆みりおんベイビーのラブラブソングがめっちゃ良かったです。「涙を拭くのは僕の仕事だ」とかいーわーれーたーいー。(じたばた)みんなの前で挨拶する時に声がひっくり返るかなめ氏かわいい。

・現代アメリカの子供達の解説が要所に出てくるのは、ダーイシっぽい演出だなあと思っていました。まあ、長い話ですし技法としては悪くないのかな。ずっとやられたらどうしようかと思いましたが最初だけだったので許容範囲!

・「俺はダンテス許さない!」「俺もダンテス許さない!」なんて頭の悪い歌詞でしょう!(笑)まぁくんとともちんが悪い悪い。まぁくんの悪役ってあんまりないので楽しみながら見てました。なんて性格のひんまがったかすでしょう!赤髪のイケメンさんはどこへやら!腹立つぜー!ともちんはわりと通常営業(笑)

・ちーさんは相変わらずイケメンさんです。やさしい青年風と見せかけ、実は自分の体裁を守るためにかなめ氏に無実の罪を言い渡した困った悪役イケメンなのであった!ドドン!わるいぜこいつー!

・投獄されたダンテスのボロボロさといったら。かなめ氏の美貌も追いつかないほどのひげもじゃボロボロ血だらけ。おお…あの綺麗な青年がこんなことに…胸が痛いでござる。。そんな中、ポッと現れたすっしー司祭。「お、間違ってこんなところへ出てしまった。痛恨のルートミスじゃ」←このセリフが可愛すぎてもだえる俺。(しらん)

・ヴァンパ◆かいくんのビジュアルはどうなっとるんだおいおい!ありがとうありがとう!!かっけーよおおおかいくんんんんん!!という感じで一人パイレーツな感じのかいくんにノックアウトの俺様!

・レモン泥棒で罰を受けるところを、かなめ氏のおかげで助かったオヅキ。「わす……レモン♪」のドヤ顔がはらたつ!(笑)

・オヅキとかなめ氏のやりとりが良いよね。オヅキがいい奴すぎて可愛いんだ。テルキタいいよねテルキタ!

・「私から憎しみを奪うな」ソングがかなめ氏の気迫がすごくて衝撃でした。おお…かなめ氏…あんためちゃくちゃかっこよくなってんじゃないどうしたのよ…(毎回ゆーとる)

・相変わらず最低なフェルナンはメルセデスに暴力を振るったりと我侭三昧。フェルナンもダングラールもヴィルフォールも私服を肥やしてのうのうと生きている。でもダングラールは本当に奥さんのこと好きなんだろうなーってとこだけ微笑ましかったが。エロイーズ◆せーこちゃんも悪い悪い!

・かなめ氏の復讐がどんどん始まっていく。ともちんはかなめ氏にはめられ大損。愛していた妻には冷たく振られ、海賊たちに捕まり、精神的にいたぶられる。その結果発狂し、かなめ氏は「失敗だ。狂ってしまった方が楽なんだ」と悔しがる。全然スッキリしない、というアメリカンたちの言葉に全く同じように感じました。

・ちーさんも妻の裏切りを知って発砲、捕まる前に自殺。こちらもすっきりしません。オヅキはかなめ氏に強く強く語りかける。復讐をして気が済んだのかと。罪のない人たちも巻き添えにし、これでは奴らがやったことと同じではないかと。「もうお前とはここまでだ」と話すかなめ氏にオヅキは言うんだ。「俺はあんたを守るって決めたんだ。外敵からじゃなく、あんたの心の中にある復讐の鬼からあんたを守るんだ!」と。もうakaneさん涙ぽろぽろよ。そうなんだ。決して簡単に許せる奴らじゃないけど、奴らに復讐することで何も満たされていないんだ。むしろ、少しずつ自分の心が死んでいくような気もする。そんな自分をオヅキは守ってくれるといった。かなめ氏目線だともう涙ボロボロ鼻水ファイヤーでございます。

・メルセデスは舞踏会の夜にモンテクリスト伯に扮しているのはダンテスだと気付いていた。息子のアルベールを守るため、必死にダンテスに懇願しに行くメルセデス。メルセデスを許せないダンテスは当然話を聞き入れようとしない。遂にメルセデスは剣をとる。息子を守るために。メルセデスの思いの強さに心が揺らぐダンテス。もうこのシーンも涙ボロボロでした。二人の気持ちが物凄く胸にきてさ。愛している、でも許せない、許したい、でも憎い。色んな感情が混ざって剣がぶつかる。みりおんベイビーの物凄い気迫と、彼女と戦えないかなめ氏にほろほろでした。また後ろで流れる音楽がなかせるのよ!!

・アルベールとダンテスの決闘。間一髪の中で「やめて!その子はあなたの息子です!!!」というメルセデスの声が響く。アルベールとダンテスの銃はお互いに自分が死のうと空砲同士だった。事情を知ったかなめ氏の、復讐の心が溶けていく。20年前と同じように、少し緊張して声がひっくり返るかなめ氏。彼はもう、モンテクリスト伯ではなく、エドモント・ダンテスその人だった。もう一度やり直せる。20年前に戻ったように、手をとりあうダンテスとメルセデス。お約束とはいえなんて感動的なんだ。もう胸が一杯幸せ一杯でございました。

・あ、まぁくんの最後はあっけなさすぎてカットでお願いします。(えー)(ひどいな)


人を許すことって、どういうことだろう。
きっと、簡単なことじゃなくて、物凄い痛みも伴うものだと思う。
それでも、人を許すことで自分も解放されるんだなあと感じた舞台でした。
そして、やはり自分ひとりでは難しいよな。オヅキやすっしーみたいに、誰か必死で自分を思ってくれる人がいたら変れるんだろうなあ。
人は人によって傷つけられるけれども、同時に人によって癒されるんだ。
憎しみで人は救えないんだろうな。と、しみじみ感じながらしょうがゆず湯をすすっております。


見所絵。

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『自分が望む大切なもののためなら、人は鬼になれるかも知れない。鬼になっても許されるのかもしれない』



ではでは皆様お元気で。
コメント

こんにちは

お久しぶりです、ベルばらが終わってakaneさんがお静かなのでさみしかったです笑
モンテ/99、とってもいいですよね!!!何を隠そう(?)私はかなめ担なのでこの公演は何回死んでも足りないくらい死んでます。かなめさんの新たな一面二面三面、みりおんの演技の気迫に泣くわ萌えるわ心臓止まるわで大変忙しいです。
原作ではこんなハッピーエンドではないんですよ。救いはありますが。でも、赦しによってしか復讐心は救われないというテーマは同じなように思います。とりあえず原作以上にまぁくんが下衆ですね。
なんか、この公演に思い入れが強すぎて、ありがとうございますな気分で読ませていただきました。笑

Re: こんにちは

実稀様

こんばんは、akaneです。ご無沙汰しております。
静かだったとのことで過ごしやすかったのではないかと思われます(笑)
わりと現在が通常営業で、前の時が異常だったんですけどね^^

モンテ良かったですねー!ヅカさんでやる原作物は私がことごとく知らないやつなので今回も勿論知りませんでした。なので、原作と違う!とかイメージが違う!なんてことは全くなく。本当に面白く見させて貰いました。
私の後ろで観劇していたにいさんが「原作はちょっとちゃうねん!」と熱弁していたのを聞きました。原作とは違うんですねー。やっぱりヅカ仕様になっていたんでしょうか。そしてまぁくんが下衆(笑)そこだけ原作越え(笑)

やっぱり実稀さんはかなめ氏ファンなんですね!初めてコメントを頂いた時から稀という字が入っていたのでかなめ氏ファンの方かしら!と思っておりました。
なんだか原作ファンであったりかなめ氏ファンの方には頭を地面にこすりつけたい思いですが、よろしければまたお越し下さい^^

ではでは、ありがとうございました!

こんにちは

この前はお返事ありがとうございます。ベルバラのコメントさせていただいたあやです。今回も楽しくブログ読ませていただきました。
モンテクリフトみましたー!何せ宝塚超初心者なので観劇に慣れずパンフみてオペラグラスで顔確認してって、超大変でした。これって見るの上手になるんですか...?かっこい人見つけるとずっとおっちゃうのでストーリーが『?』な状況になってたんですがakane様のブログでおさらいできてるので感謝感謝です。アルベール役の愛月さんかっこかわいくて好きになりました~歌よかったですね~!わーなーにーわなにーはめーてやるーは毎日歌ってます。最後の『あなたの息子よ!』ってのにはびっくりでしたがそうじゃないとハッピーエンドにならないですよね...
レビューも99周年!ってわかりやすくてうきわくしながら楽しみました~パイナップル!よかったですね~
次は雪組ベルバラです!またまたあっち見たりこっち見たりでストーリー追えないかもですが...しっかり予習して行きたいと思います!
楽しいブログ楽しみにしてます!お体に気をつけて毎日お過ごしください~

Re: こんにちは

あや様

ご無沙汰しております、akaneです。この度もコメントありがとうございます。
モンテ良かったですね。お気持ちは大変よく分かります。なかなか最初のうちはストーリーを追って、人を見て…というのが大変だと思うのですが、必ず慣れます。劇場に通い続ける限り。笑
akane流観劇法は、まずパンフを買い、各場面に誰が出るのか、ストーリーはどんななのかを鬼読みします。頭に叩き込んだ上で観劇すると少々分からない展開でも「あ、でもパンフにはこう書いてたし!」と分かりやすくなると思います。加えて「あのイケメンは誰だ!」となったら幕間にすぐに調べると、すぐに覚えます。私もあほなので「この展開意味分からん!」ということが多々ありますが、パンフのストーリーにいつも助けていただいております。
そして何より、リピートするのが一番手っ取り早いです。ストーリーの深いところまで分かったりモブキャラを楽しめたり。しかしお金がかかるので私は必ずお安い席で見てますが。
わーなーにー、の歌は頭に残りますよね。ぜひ人のいないところで歌ってください(笑)

私も次はベルバラです。まだチケットとれていないのですが。始めのほうはストーリーを追うので精一杯かもしれませんが、宝塚の世界を思う存分楽しんでストレス発散、現実逃避、腹筋トレーニングをして頂けたらよいかと思われます(笑)

ではでは、またいつでも遊びに来てください^^
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