鏡の中で笑う僕◆日のあたる方へ-私という名の他者-

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こんばんは、akaneです。

うう……

ら、らんじゅさぁぁああああんんんん。゚(゚´Д`゚)゚。
いややあああ行かんといてえなあああああーーー。゚(゚´Д`゚)゚。

うう……

タイトルが発表されたときから分かってたはずなのにガン無視してたけど、遂に突きつけられる時がきたか (´;ω;`)
ああ、時代は流れてるんだなあ……

ずびっずびっ


とりあえずめそめそは置いといて…

やっぱり風ともリピートしてしまう予定です。気づけばもうチケットも手元にあるぜ……おいおい金ねえんだよぉおおakaneさんよぉおおでも心は幸せぇえええ。
今年の観劇予定は、今週末に第二章を見、11月前半にシャルウィ―を見、11月後半にメリーさんを見、12月頭にjinさんを見、花組バウで締めると。ああ、もう今年もかなり後半にきたんだなあ…はええなあ……。

さてさて。

今日は休みとって行って参りましたわよ。シアターマカゼシティ。
朝はどしゃぶりでどうなることかと思いましたが私が行く頃にはピーカン!やったね!まさに日のあたる方へ行って参りました!(別にうまくない)

つーかこの脚本、キムシンだったのな!
なんかキムシン懐かしすぎてびっくらぽんでしたわ。ものすごく久しぶりな気がする。でもそうか、去年ドンカルロス見てんのかー。いやでも1年以上ぶりだし!ひさそぼり信司!( ゚∀゚)ノ(友達か)

では以下で感想です。

すごいものを見た。
それが一番に頭に浮かびます。
なんというか、わりかしチケットが手に入りやすいこの公演でありますが、チケットが手に入りやすい意味が分からない。入手困難になるのなら分かるけれども。つまりそれだけ物凄く衝撃的な舞台でした。みんな行った方がいいよ。そして魂を抜かれてくるんだ。

作品自体はほぼオリジナルなんだねえ。そして重いよね。パンフをぱーっと読んで、ああ、このテーマ取り上げちゃったのねぇ。きっと大変なことになるんだろうなあと思ってたわけだが。

やっぱり大変なことになってました。
いい意味で予想裏切られまくり。

物語は、精神科医のジキル◆真風くんが精神疾患をもつマリア◆風ちゃんの病気を治そうと、自ら薬の実験を行ったら過去のトラウマを思い出し、もう一つの人格が呼び出されてすっちゃかめっちゃか、みたいな話。(軽くしてんじゃねえぞ)(全く軽くないよ!)

とにかく主役の真風くんに脱帽だ。副副題として「真風成長物語」もいれた方がいい。「日のあたる方へ―私という名の他者―真風成長物語―」みたいな。(みたいな、じゃねーよ)
ああ、この人進化してるんだなあ…と。ものすごく実感。真風くんのビジュアルとへたれさは以前から物凄く大好きですが、正直役者としてどうかと言われると、「いやいやまあまあそんなそんな…」という感じだったわけだが。(ごまかすな)
あの難しい役を、演技をよく真風くんが!あの真風くんが!(すんません)と本当に驚き。中でも新薬服用の前に、ビデオを回して友人らに宛てたメッセージを読むシーンは逸脱。「すまない、できることなら友人でいてくれ。友達のままでいてほしい…ジョアン、ブルーノ」と呟く姿、躊躇う目、表情、頭を抱える姿。BGMもなく、ゆっくりとした時間の中で本当に真風くんの演技だけで見せてくれた。素晴らしかったよ。

そして、薬を服用した後の過去に遡る演技。遂に彼は子供の頃体験した自身の心の傷に触れる。床をのたうち回りながら「パパ…!ママ…!!」「撃たないで!やめて…!!」と叫び、泣きわめく。宝塚の男役像?んなもん知るか!アルゴスに食わせちまえってんだ!!という魂の体当たり。その後自身の内に眠っていたもう一人の自分、イデーが覚醒。バックに赤いライト、そして青いライトを浴びながら歌う真風くんの血管が浮き出そうな鬼のような表情。時々「何が起こったんだ…?ビデオで確かめないと…」とジキルに戻りながらも、子供に退化したりイデーに覚醒して歌う姿に圧倒されたよ。
そして一幕終わり。眠りから覚めたジキルが、朝刊に載った殺人事件の記事を見る。犯人の服装が、自分の所持してる服と一致。(鳥肌ぶわぁっ)慌てて再生したビデオテープから、まるで別人のような自身の叫びが流れ、驚愕するジキル。(鳥肌ぶわぁっ)一幕の時点で完全に魂を抜かれました。やりおるな…キムシンめ……。

育ての親、ソニア◆柚長とエルアルド◆ちーくんの前でも次第にイデーが顔を出す。お前のためを思って本当のことを話すのは憚られた、という夫妻の言葉に冷たい微笑みを浮かべるイデー。「耐えられなかったのは私ではなく、あなた達の方だ」と言い放つ。ジキルの変わりように驚く夫妻。そう、少しずつイデーはジキルを支配しようとしていたのだ。

ところで、マリアはジキルの患者であり、ジキルが昔海岸で恋に落ちた女性なのである。一幕のマリアは精神症状から支離滅裂な歌を歌ったり叫んだり。ジキルはなんとか彼女を治そうとするものの、上手くいかない治療に絶望し、自ら被験者となり薬を服用したわけだけれども。
二幕で薬を服用したマリアとのシーンもすごく印象的。一幕は現実的な発言がみられなかったので、少しずつ正気に戻ってきたマリアが「ずっと追いかけてくれたの?」と話し始めたときの感動よ。そして彼女は少しずつ過去を思い出していく。ジキルと会った海岸でのことも。
しかしジキルに名を尋ねた時、ジキルという名を聞いて彼女の様子は豹変する。「ジキルって、あの人たちの子供じゃない…!!パパが殺したあの人たちの…!!ジキル、かわいそう…いつも私の後をついてきてた可愛いジキル…」と。自分の父親が自分の治療費のためにジキルの親を殺害したことを明かす。彼女は叫び声をあげて取り乱し、「汚れたお金なんかで治りたくない。そう、隠れなきゃ、誰も見つからないところ、隅で小さくなって、誰にも見つからないように…」そういって部屋の隅で体を丸める彼女。そんな彼女のそばに座り、ジキルは言う。「みーつけた。ずっと、君を探していたんだよ」ものすごく優しい顔をして。泣けるー!泣けるっちゅうねぇえええんんん!!。゚(゚´Д`゚)゚。
ずっとマリアが心の中で一番望んで一番手に入れられなかったジキルの言葉。マリアは落ち着きを取り戻す。マリアは自称5歳だと言っており、そんな彼女にジキルは言う。「大人のマリアと会ってほしい。君たちは一つになって、とびきり可愛くて優しいマリアになるんだ」と。マリアは了承し、少しずつ回復へ向かっていく。このマリアとの幸せな時間の間、akaneさん客席でイデー出てくんなよ!!と心の中で祈りまくり。彼女が眠りにつき、治療を撮影していたビデオテープを切った途端にイデーが覚醒し、マリアから聞いた犯人への恨みが爆発。青いスポットライトも照りまくりよ!つーか音楽もライトもいきなり来るからびびるっつーの!ものすごく良かったけれども多分夜中一人では見れない!トイレいけなくなっちゃう!

そしてジキルは薬の服用の公開実験に踏み切る。というかあれはなんで公開実験始めたのかしら?服用時に医師(ジョアン)をそばにおらすため?それとも自分が何をしでかすかわからないから縛りつけておきたかったのか?もしかしてakaneのやつ、理由のくだりを聞きのがしたんじゃ…ボケーっとしやがって…
そしてジキルは薬を服用し、イデーが現れる。彼に豹変ぶりに驚く人々。そして「ペドロは俺が殺したんだよ」と昨夜起きた殺人を告白する。罪は法律でしか裁けないというジョアンに、法律は何も守ってくれなったと言い放ち、拘束椅子をぶちやぶり客席を駆けていくイデー。大パニックの人々。ここもライト・BGM・演出においてハラハラドキドキだったよ!そしてそこに現れたのはマリア。マリアはすっかり回復したのだった。事情を聞いてイデーを追いかける。

ジキルの両親を殺した市長◆ひろさんを手にかけようとするイデー。そこへマリアが現れる。マリアの訴えに何度も心を乱されるイデー。「私たちの中には自分しかいないのよ!!!」というマリアの言葉に動きの止まるイデー。イデーは駆け付けたファビオ◆輝咲玲央くんに撃たれる。すがりつくようにマリアを抱きしめるジキルに泣ける。「そうだ…認めるよ。僕らは、傷ついたんだ」と。

イデーはジキルの中に眠り、彼は殺人の罪で収容された。回復して一般人となったマリアと犯罪者の自分はもう関わらないほうがいい、とジキルはマリアから離れようとする。そこへ現れるマリア。自分はずっと暗闇の中で生きてきた、というジキルにマリアは言うんだ。二人で一緒に、日のあたる方へ行くんだと。

ああはぁああんんん………
(↑感想書いたら舞台の感動を思い出してまた魂抜けたakaneさんの腑抜け声です念のため)


その他いろいろ。

・ジェラルド◆さやかおじさんがまたまた魅せてくれました。このおじさん2013年は大活躍ね!南太平洋といいロミジュリといい!ちょっと小太りで眉間にしわの寄った年よりくさい表情、猫背を通り越して若干円背になってる姿勢、変な身振り手振り。最高のおやじ演技よ。簡単にイデーにぶったおされてたけど!(笑)てゆーかなんで名前「タナカ」やねん!笑

・ファビオさん。市長に恩義があり、市長の罪をなんとか逃れさせようとしている彼ですが。初めのころは「では、泣いて済まない問題もあると、娘さんに教えるのですか」という言葉とか「持ち堪えるのです、ブラジルのように」歌うので市長に償いを勧めているのかと思っていたわよ。まったくもう何がブラジルのようによ!ぷんぷん!それにしても輝咲くんまあまあ歌えてたしビジュアルもいいしいいねえ!顔はちょっとアキラくん似のように感じました。

・ブルーノ◆みっきーとジョアン◆ポコちゃんも良かったよ。こいつらがまたいい奴らなんだよなあ!!真風くんとの仲良しトリオ。会ったら小突きあってドンけつしあう。かっわいー。ジキルが二幕冒頭で「俺たちってずっと友達でいられるのかな…?たとえば性格が変わっても…」というジキルに二人は友情を歌う。二人の優しさが沁みて沁みて。絶対あれジキル泣いてるぜ!枕濡らしてるぜ!(うるせー)でもそのあとの「友達だから話せない…」と歌うジキルがものすごく切ないんだ。この三人がほんと良かったので、欲を言えばジキルがイデー化してからもう少しイデーを止めてほしかったというか、友情によってイデーが少し心乱されるようなシーンが欲しかったなあ!akaneさんベタ好きなので!

・最後の真風くんと風ちゃんのデュエット。綺麗なライトの中でゆっくりと踊る二人。見つめ合う二人にジキルとマリアが重なり、ちょっと涙ポロリ。ものすごく心に響くデュエダンでした。あんたら良かったねえええ!!!みたいな。


見どころ絵。

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泣いちゃうわよ。


ではでは。
次は今週末に第二章!
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