彼の罪について。◆星逢一夜/ラ エスメラルダ

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こんばんは、akaneです。

今日夢で自分があつかましくもジェンヌになった夢を見ました。ごめんごめん石投げないでね夢だしいーじゃん。
なんかの会があって学年ごとに縦に一列になって座ってんですが、横の一個下の学年の子たちが「なーなー、なんかさ、あんまり宝塚の人っぽくないね」みたいなこといきなり言ってきよるの。あら…?宝塚は上下関係が厳しいんじゃなかったかしら…?なんでこんなになめられてんの…?と驚愕してたら前の同期が「この子な、こーしたらちょっとはマシやねん」と言って私の頭をわしゃわしゃなんかかっこよくして、そしたら一個下のやつどもが「あ、ほんまや!ましや!」みたいな感じではしゃぐ。おい!上下関係どうした!と思って目が覚める。笑 

さてさて、本日も涙キラリ公演行ってまいりました。
もうこの公演は今日を逃すといけないので、むりくりチケットとってまた観に行っちゃったよっと。

感想は以下に。

お芝居。

・開始すぐ。あの美しい七夕の場面を見ようとしたときに事件は起こりました。オペラグラスが壊れていたのです。もう何年も連れ添った相棒だったのに、ついに右目がいかれてしまいました。なので、一幕中片目だけしか機能せず大変だったわい。休憩時間にキャトルで新しいやつ買いました。うう。。痛い出費よ。。

・プロローグ、ちぎみゆの出会いから、いったん離れるも再会して恋が燃えるところ、そしてだいもんが現れみゆちゃんと踊り、ちぎたが離れていく様子などお芝居の三人の関係がそのままプロローグに盛り込まれているんですよね。

・そうそう、今日のakaneさんの目標は「泣かない」なので。前回さんざん泣いたし?2回目だし?あの時は初めてだったからだし?という感じで涙腺絞って挑みます!

・がきんちょ時代がもうみんな可愛すぎて。いい年した学年の人たちもみんな可愛いよ!(笑)そうそう、ヒメが休演になったんだってね…なんてこったい。。ヒメのいない雪組はこえぴょんのいないナイトスクープくらいさびしいよ。早く戻ってきてくれヒメ。そしてヒメの代役はあゆみちゃん。おばちゃんといわれたあとの「おねーちゃん!!」がドスきいててわろた。

・源太◆だいもんが優しすぎて死んじゃう。泉◆みゆちゃんが親の仇の紀之介◆ちぎたに怒りをぶつけて去るところで、なぜ泉が怒ったのかを紀之介に伝えて、「お前があんなふうに言われて傷ついてないかなあと思って」とか足ぷらぷらしながら言うの。じ、人格者…!!なんという優しい男なんだよ源太。

・水泥棒と戦った場面のあとのやぐらの3人の場面がたまらねえよな。源太と紀之介が歌い始め、みゆちゃんが「あの森を越えて…」と歌うところが鳥肌。なんだこの美少女の透き通る天女の羽衣ボイスは。

・涙腺の蛇口しめてたのにちょび康◆さきなくんがさびしいさびしいって泣いてちぎたにすがりついてみんなが泣くところで、正直ちょびっと泣いたよね。くっそう。そのあと、泉が涙をこらえて紀之介を励ますところ、紀之介が小太刀を投げて星に泉を託すところがもうぐっとくるよね。いやあ、いいちぎみゆだよ。。

・江戸城のシーン、初見は聞き逃すところも多かったですがじっくり一つ一つ台詞を聞いてると楽しい。村の言葉で話すちぎたが可愛いくってだな。ちぎたの言うとおり月食が始まって、吉宗公にかわれる紀之介(晴興)が「嬉しいっちゃ!!(元気)」と言うのが超かわいい。

・星逢祭で源太の歌う「お前のことが好きって言おうか言わまいかどないしょっかいな」みたいな歌がめっちゃ好き。源太さん…!優しくてかっこいい上に歌がうまいだなんて…!

・ちぎたが秋定◆ナギショーと7年ぶりに村をたずねて、二人がちぎたが結婚する予定の貴姫さんの話をしてるじゃない。ほんで、貴姫は晴興に惚れてるが晴興はどうなの?あんた人を好きになったことあんの?ってナギショーが言った瞬間、晴興と泉が再会し二人にピンスポがオン。やー、もう、たまらないね!少女マンガすぎて照れちゃう!ナギショーもナイスアシストよ!

・ちぎみゆが再会し、お互い相手がいながらも恋が燃え上がる二人。みゆちゃんが自分からちぎたにほっぺに寄り添うところがとっても好き。きゅんきゅんしちゃう。

・ちぎたがみゆちゃんにキスをしようとし、みゆちゃんが突き放した瞬間にそれぞれの心情ダンスが入るわけですが。ここが本当にいいよね。みゆちゃんにしがみつく源太。手を伸ばすちぎみゆ。そこへ現れる貴姫。せしこの登場にゾクゾクしちゃう。そして最後、吉宗公がばーん!と出てきて国の大きな改革を行っていくことを宣言するのにしびれる。

・ちぎみゆの二人が会っていたところを目撃してしまう源太。しばらく間が空くんですが、この間がまたなあ。色んな感情を押し殺して、ふっと息を吐いてニコッと笑いみゆちゃんの肩をつかむ。そして「俺はええよ。紀之介、お前にこいつをやる。こいつは7年間ずっと、1日もお前のことを忘れてなかった。俺はこいつに幸せになってほしい。おひめさまなんかいらんて殿様に言って、こいつをもらってくれ」といって頭を下げる。げ、げ、げ、げ、源太ぁああ~~~(ずびずび)源太が優しい度に辛いよぅ…

・10年の月日が流れ、享保の改革の煽りを受け民たちは貧困にあえぐ。橋の下の場面で、鈴虫◆がおりと夜の女たちのシーンはすごく印象的なシーン。「あまの、は良くなかったねえ…」っていう女たちの台詞とかさ。

・源太の家の場面の場面。みゆちゃんの母演技がたまらなくすばらしい。源太の足をお湯でぬくめるところ、子供たちをたしなめるところ。泉がちょび康と湧◆さらさちゃんの子供のケン坊にあげようとしていた水あめ、でも源太の「泉…ケン坊は、死んだよ」の静かな声が悲しい。そして一揆をすることを告げる源太。反対する浩◆ミトさんや泉。でも百姓たちは引かない。弱虫で泣き虫だったちょび康が、「俺はやりたい…!!」って声を上げるところがぐっとくる。子供の出来た彼は、すっかり父親になってたんだね。もう泣いてばっかで役立たずなちょび康じゃないんだ。

・雨の中での泉と晴興の再会シーンがなああ。みゆちゃんが子供たちをぬれないように屋根のあるところにくる様にいう母親演技もたまらないんですが、子供たちの「この人だれ?」「しってるひと?」とかのナチュラルな芝居もいい。泉と晴興の話が終わって源太が現れたときの「子供ら見てろって言ったやろ」もしびれまくり。ほんと、さっきまでカスカスな声で子供演技してた人とは思えないよ…

・源太と晴興のシーン。一揆をやめさせたい晴興と、税制度を変えろという源太。お互いひけない。源太は頭を下げて頼むも、聞き入れられない晴興。源太は今も優しい男だけれども、彼には家族が居て、守るべきものがあって、譲るわけにはいかない。そして晴興も、彼が江戸に上がって吉宗公に見初められた瞬間からこうなるしか道はなかったんだろうね。

・そして遂に一揆が始まる。百姓たちが次々と敵の攻撃に倒れていく。こんなこともうやめようよ、と見てる誰もが思うが彼らにはこれしか道がないのか。悲しすぎる。ちょび康が死んでさらさちゃんが怒りに震えながら棒をふりかざす。我慢してたのに一気に蛇口が緩み涙ジャージャー。うぉおおおんさらさちゃぁあああんんん!

・だいもんの「俺たちは腹が減って暴れる哀れな百姓じゃない。下を見たら土しかない。俺たちは上を向くんだ。俺たちの敵は、晴興だ!」がすごく好き。そして、それを上からじっと見つめる晴興も切ないよね。誰が、好んでこんな風にしたかったと思うんだよ。犠牲が大きくなっていくのがたまらなくなり、源太とさしで対決することにした晴興。

・やっぱりあの戦いは辛いよ。ぼろぼろになっていく源太を見るのも、源太をぼろぼろにするたびにどんどん苦しい顔になっていく晴興が悲しい。たっぷり尺をとるのも観客泣かせだぜ。ちゃっちゃと済ませてくれたらどんなに楽か。源太を倒すことなんか容易なのに、それができない晴興。ふりかざした木刀を振り下ろすことができない。長い時間をかけ、源太の覚悟を思い知り、とうとう彼は源太を斬る。歯を食いしばって、眉間に強い皺を作って。江戸で偉くなってからは、ずっと人形のような表情だった彼が、とても苦しい顔をしている。彼は、天下の名の下に幼馴染を斬り殺した。

・さて、誰が悪いのだろうね。みんなが必死に生きすぎていて、誰が悪いのか分からなくなってしまった。たとえば、晴興の立場が晴興じゃなくても、それがたとえ源太であっても、同じことになったんじゃないかなあ。誰のことも恨めない。月食の時刻を間違えたくらいで人を殺すなんて学問の遅れだと村言葉で言い放っていた彼が、いつの間にか江戸の言葉で「小を捨て大をとる」と口にするようになった。彼をとりまく環境が、時代が、そうさせたんだよ。元はといえばなるはずのない立場だったのに、色んなことが重なって彼は今の晴興になった。何もかも、運命のせい。星のめぐりのせいだよ。

・源太が倒れた後、静かに源太に歩み寄り、源太によりそう泉。宝塚的な「ナントカーーー!!!」ってのがあんまり好きじゃない上にいつも宝塚はそれですが、今回の泉は何も言わないの。それがまたかえって悲しい。

・民を処罰をせず、自分に罰をくだしてくれという晴興。「この先、吉宗公が望む通りに生きていくことができないことが罪」だという。本当に、彼は何もかも苦しみを全て背負い込むんだね。そうして生きていかなければ、かえってもっと苦しいのかもしれない。許されることなど諦めた顔をしている晴興に胸がキリキリ苦しい。

・晴興は星逢の夜、最後の時間を村ですごす。泉が現れ、後ろから静かに小太刀を振りかざす。くるっと後ろを向き、それが当然のように泉の手を取って自分の胸に小太刀をあてる晴興。しかし、どうしてもやれない泉は、かわりに自らに剣を向ける。「この、ばかたん!」と思わず村の言葉で止める晴興。「源太の、みんなの仇なのに、なぜあなたを殺せないの。泉は、なぜあなたのことがまだ好きなの…」と泣くみゆちゃん。そしてみゆちゃんを抱きしめるちぎた。私が愛したのはあなただけだと言う。よくある場面なのに、初めて見たように胸がしめつけられる。なんという悲しく美しい二人。ちぎみゆ素晴らしいよ。俺、めちゃくちゃちぎみゆにハマっていきそうだよ。

・そして、ちぎたを逃がそうとするみゆちゃんは、逃げるように道を教えるが、「私はもう…行きたいところなんてないのだよ」と眉を下げてつぶやくちぎた。ここも本当ぐっとくる。それでもちぎたを止めるみゆちゃんに、それならば二人で、何もかも捨てて逃げようかというちぎた。言葉の出ないみゆちゃん。恐らく心が揺れたんだろう。もしかしたら、二人で生きる想像もしたのかもしれない。しかし、やぐらの下でみゆちゃんを探して泣きべそかく子供達。泣かずに母を支えていこうと話している。 それを見たみゆちゃんがみるみる目に涙を浮かべ、「泉は…泉は…」と呟く。後ろから抱きしめて「からかっただけだ。お前は、ここで生きていくんだよ」というちぎた。やばい、感想うってても泣けてくるんですけど。子供達が話してるのちぎたの表情もみんな見てね。一度ずっと封印していた本気の願望を口にしてみたものの、子供達の言葉を聞いて、優しく切ない微笑みを少し浮かべるの。はいはい死ぬ。

・そして最後は子供時代でしめる。なんという完璧な幕引き。まだ、みんな自分たちの運命なんて何も知らずにただ星を見上げていた頃。時間が止まったらいいのに、なんて本気で祈ってしまうね。

・主役の紀之介だけでなく、泉や源太、村のみんな一人一人がそれぞれ主役になれるくらいの話な気がしました。それぞれの視点の話とかすごく面白そう。なかでも、やはり主役三人の子供→青年→大人への移り変わりが素晴らしいよ。演技の上手い3人なので、本当に面白いし泣ける。脚本の切ない話も秀逸なんですが、やはりそこに息を吹き込む雪組生が素晴らしいんだよ。あー、あと2回くらい見たいぞぞぞ。

・てなわけで、泣かずにみよう作戦は脆くも散ってしまった訳です。うぐぐぐ。

続いてショー。

・ニ幕から倍率8倍のオペラグラスになったので、よく見えること!一人一人舞台を隅から隅まで見て楽しんでいたよ。娘役は可愛く、男役はかっこよくでたまらんね!

・キングのソロ銀橋で、後ろで歌手4人(朝風くん&えーちゃん、イリヤくん&カレンちゃん)がいるんだけれども、朝えーカップルが超イチャイチャしてて可愛いの。朝風先輩の前髪をセンターに集めた髪型超カッコいい。

・カルメンの場面のちぎたがやっぱりかっこいい。あんな髪型が似合っててなおかつイケメンなのは奴しかいないぜ。カルメンなみゆちゃんがまた妖しく不敵な笑みを浮かべてちぎたやさきなくんと踊るのがたまらない。咲妃さんの悪女役はよ!

・レーサーの場面は、迫力のある音楽とともにせり上がってくるリーゼントちょい黒塗りナギショーがたまりません。そしてせしこと桃ちゃんをはじめ、レースクイーンの女子たちがきゃわゆい。もちろんレーサーたちもイケメン。下級生に特にかっこいいなーと思った子がいたんですが叶くんかな?そしてせあくんもかっこいいです。ナギショーと対決するのもたまらない。クロワッサンナギショーとはくさいせあくん!(謝れ)

・チャラ男だいもん、投げキッスにウインクに小粋なダンスにかっこいいよう。彼が歌う「ウインクでさよなら」の「あなたの写真を裏返し他の誰かと部屋でキッス」ってのがいいよね。そして、だいもんとあんりちゃんが迷い込んだ1920年代のクラブ。ショートで白羽ダルマのさらちゃんが美声すぎて、ダンスが可愛すぎてクラクラしちゃう。さらさちゃんの格好がほんと、なんていうか、サイトーさんを一発殴った後にガバッと抱きしめたい感じです。なんやそれ。

・銀橋渡り組。さきなくんがかっこいい。この人ほんとかっこいいよね…芝居ではヘタレ男なのに。きゅんきゅんするぜ。そして大ちゃんとみゆちゃんの銀橋渡り、最後に大ちゃんがみゆちゃんに投げキスするキザっぷりが大変よろしい。ほんでもってバンダナ?つけたあんりちゃんがものっそい可愛いので見てね!

・中詰めでだいもんが歌うDaizy Stripperの「彼女はエメラルド」がめっちゃ盛り上がる。これを持ってくるサイトーのセンスに笑ってしまうが、何しろだいもんが物凄くかっこよく歌い上げるのでたまりまへん。アレンジもいいよね。そしてダンスもめっちゃかっこいいんですよね!

・そしてもう一度主題歌歌って踊るんですが、あの耳横で手をヒラヒラさせるフリ可愛いよね!

・どの場面か忘れたけど、あの緑の衣装の時にゆきんこたち7人くらいがせりあがってくるところ、めっちゃJOJO立ち!(笑)かっこいいよーたまんねえ!!

・最後ちぎみゆだいの3人が銀橋に残ってオラオラするところ、初見のときよりもさらにオラオラしてた!みゆちゃんの「ハァ~~ィッ!」にしびれるぜ!

・さきなくんの場面、せり上がってくるさきなかっこよすぎて鼻血出ると思うのでみんなティッシュを持参するように。なんですかあのスタイルとあのヴィジュアルとあのカラフルな髪の毛は。けしからん。ブー。(鼻血)

・シーレーンなみゆちゃんがちぎたの首筋をガブっとやって倒れるちぎた。ガブってするみゆちゃんが可愛い。ニヨニヨ。

・ゆきんこ総踊りになるところ、ちぎたが退団者たちと踊るシーンが素敵。えーちゃん、いの莉ちゃん、乙葉ちゃん、イリヤくん。みんないい仕事してくれた子たちばっかりだ。ぐしゅぐしゅ。

・次の場面でさらさちゃんとナギショーの同期コンビが歌うのもいいよね。このショーでさらさちゃんの場面が多いのがすごくサイトーに親指立てたいわ。

・ロケットの後の白いメンズゆきんこがけだるそうに大階段にスタンばってるのかっこいよねー!ちぎたさんの美貌にもクラクラしちゃうわん。そして女役を引き連れて降りてくるだいもんもかっこいい!2番手って感じだ!!

・3組のデュエダンは、3組同時リフトがすごい素敵だ。これを見ながら、やっぱり雪組いいなあ…博多座まで行って良かった…次のコルドバも話自体は別に好きって訳でもないが絶対見に行く…とうっとり見とりました。

・さらさちゃんのエトワール。おそらくこれがmy楽になるので、しっかり心に刻んでおいたよ。

・パレード。あのテテテッテテテックルッジャンッパッ!(文字だけやと訳わからん)っていうふりめっちゃ可愛いよね。最近はただ降りてくるだけのパレードが多かった気がしましたが、ああいうの可愛い。Joyfull!も可愛かったしな。ところで、ヒメがいないのでニワニワが一人降りしてくるのですよ。なんてさびしいんだ。早く怪我が治るのを祈りまくっているよ。

・パッション溢れる情熱的なサイトーショーでございました。最初見た時よりも回をかさねる方が面白くなりそう!


ではでは。次はオイディプスかな!
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