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俺たちのハライソはここだ。◆MESSIAH(メサイア)/BEAUTIFUL GARDEN①

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こんばんは、akaneです。

お盆休みを満喫しております。ああ、休みってサイクォゥーーー!!!
昔はもちっと仕事好きだったんだけどな~~~最近はもう休みがまちどーしいてまちどーしいて!
朝からゴロゴロしたり料理したりPC触ったり自由な時間をすごしております。サイクォゥーーー!!!!

さてさて、本日は花組さんにやっとこさ行って参りました!
今日はなんだかakaneさんの観劇コンディション絶好調だったのか、作品がビシビシきちゃったのかめちゃくちゃ心震える観劇であったのでとっても長いです。なので芝居とショー分けますね!

まずお芝居の感想です。



・幕開き前のコーラスが壮大でかっこいい。期待しちゃう!

・銀橋から登場して歌う倭寇の夜叉王丸◆みりおくん。あら!?みりおくん全然ポスターとビジュアル違う!あのポスターインパクトあるけど、あれを想定してきた人たちは「えっ」てなりそう。それならこっちの公演ビジュのみりおくんたちで良かったじゃーん!っていうかみんながみりおくんを呼ぶとき「やしゃお!」に聞こえて「はっ!?どういう漢字!?やしゃ男!?」ってなってました笑

・物語の二十年後の江戸城の場面、徳川家綱◆あすかくんと山田祐庵◆柚香くんの芝居。柚香くん、色んなことを諦めたような生気の抜けた感じが出てますね。ひれ伏していることが多いのですが、所作がとても綺麗。家綱に自身の書いた南蛮絵を見せられたときに、生気のなかった目に少し光が宿るんだな~。というかさ、私恥ずかしながら、この家綱さんのことマイティだと思って観てたの。しかも割と終盤まで。恥ずかしいことよ…akane結構マイティのこともあすかくんのことも好きなんだけどな…「まいれいの同期芝居最高☆」とさえ思ってたわ…気付けよ…

・天草にてキリシタンたちが祈りをささげている場面。安定のアキラとべーちゃん夫妻!アキラは大体べーちゃんか仙名さんと結婚してるからね!(笑)二人の子供は小平◆華ちゃん。華ちゃんの男の子役可愛いね!

・嵐で天草の地に流れ着いたみりおくん。彼を見つけてヤイヤイやかる長一郎◆まひろくんが可愛い。素性を語らないみりおくんを家につれて帰って面倒を見てやるという渡辺小左衛門◆あきらにーさん優しい。アキラのお嫁さんの福◆べーちゃんの父、益田甚兵衛◆ヒロさんがみりおくんを「4人目の子として引き受ける」と四郎という名をくれる。ちなみに、べーちゃんは妹が咲◆みれいちゃんと萬◆舞空瞳ちゃんで、どんな美人姉妹…!!!そんな姉妹に加わるみりおくん。美人が増えた…!!!

・天草四郎は倭寇あがりだったってオリジナル設定面白いけど、学生さんたち鵜呑みにしないようにね!!笑

・絵師の山田右衛門作(後の裕庵。洗礼名:リノ)◆柚香くんは湯島の岩窟で聖人画を描いている。ちなみにモデルは流雨◆仙名さん。柚香くんの抑えた演技がいいね。あかねさすの天比古を思わすような。

・島原の藩主、松倉勝家◆ちなっさん悪いなー!!飢饉に苦しむ農民たちに重税を課し、食料を隠していたことに見せしめに家を焼き払い体罰を与える。うげー、クズやないの。。おまけに、農民たちが聖人画を隠し持っていたことで、キリシタンだということが明るみに。勝家側の家老の田中宗甫◆たそ、農民の前に聖人画を投げ捨て、「……踏め?」と猫なで声で言うのキーッってなったわ。悪役たちノリノリですね!!たそ、退団公演なのに悪い側か!いつも結構いい人側なのにね!

・助蔵◆とわくんと妻のつる◆じゅりあちゃん、娘のくめ◆糸月雪羽ちゃんの一家が悪いちなっさんたちに追い込まれ罰を言い渡され、必死に家族で守りあうも引き裂かれるところ悲しい。。それを前藩主の有馬晴信の遺臣、島源之丞◆和海くんが頭を下げながら必死に止めようとしてくれるところも泣ける。というかこの先、和海くんが農民たちの危機にいつも頭を下げて必死に止めに入ってくれるところにいちいち泣けちゃう。

・まひろくん、めちゃくちゃ顔好きなんだけど微妙に芝居が青いのがまた(笑)子役なのもあるけど!でも大劇場でまひろくんがこんなに台詞があるのはじめてだね!まひろくんとみれいちゃんのヤイヤイ芝居の中に登場する四郎◆みりおくん。「やあ!長一郎くん、咲さん!」みたいな感じで。あれ!!?四郎さん!!?めちゃくちゃキャラ変わってますやん!!さっきまであんなにツンケンしてはりましたやん!!一緒に暮らしてからどんだけ時間経ったのか分からないですが夜叉王さんキャラ変わりすぎじゃ…?(笑)最初んとこから四郎の態度が変わっていく過程がもーちょっと観たかったな~!ここ驚きすぎてあんまり話頭に入ってこんかったわ、大事なとこやのに笑

・嵐で難破した船から生き延びて天草に打ち上げられていた不動丸◆つかさくん、多聞丸◆一之瀬航季くんと再会するみりおくん。後述しますが、亜蓮くんが休演してることを忘れてたakaneは「多聞丸誰だー?」ってなってて、あとでパンフみたら亜蓮くんて書いてたので「え?あれ亜蓮くん!?」ってなってたけど、一之瀬くんだったのね!それを知った上でまた観たいな~。

・江戸城の場面。松平信綱◆マイティの青天切れ長メイクに「マイティ和ものにあうなー!!」ってなっとりました。そして幕臣の鈴木重成◆あかさん。はっ!コイツかうわさの鈴木!!もうさー、twitterで鬼のように毎日「鈴木がいいやつ」みたいなキーワードが転がり込んでくるの。ずーっとトレンド入りなの。でもなんとしてでもネタバレ避けたかったので鈴木という名のピンポン玉を亀田兄弟みたいに避けまくってきたのよ!

・聖母マリアの絵のような流雨、彼女に心を奪われたみりおさん。彼のキャラチェンの過程は描かれてないけど(笑)彼がなぜ島原・天草のみんなと戦うことになっていくのかという過程は感じられるかな。

・絶好調のクズ男、ちなっさんは農民に更に賦役を課そうとする。ささやかながら抵抗しようとする農民たちをあざ笑うかのように斬り捨てる。勝家の「それとも、みの~りが良いか?」ってせりふが聞き取れず、「松倉勝家 みの」で検索したら「蓑踊り」が出てきました。人質の若い娘や子供に藁蓑を着せて火をつけ、もがきながら焼死する姿が踊ってるように見えることから「蓑踊り」というらしい。(wikiより)恐ろしい時代だよね…。日本史の授業ではサラッとしか習わないけど、キリシタン弾圧の拷問てめちゃくちゃ非人道的なことばかりやってたんだよね。なぜこんなにも酷い人間になれたんだろうか。善左衛門◆千幸あきくんが斬り捨てられ、その妻?のすず◆新菜かほちゃんの叫ぶような泣き声が痛すぎる。

・なお、絶好調クズ男のちなっさんは、和海くんの妹の仙名さんが城にくれば年貢を緩めてやると言う。それをすげー勢いで言いに来て、長文台詞を噛まずにめちゃくちゃ早口で説明する柚香くんすげー!そしてそこにドヤドヤ入ってくるクズ一派のたそたち!柚香くんの絵を踏みつけにしてくれる。悪役チームのヒールっぷりよ!!そしてキレる柚香くんをねじ伏せ、仙名さんを人質にとったところで大活躍して二人を助けるみりおくんやらつかさくんやら一之瀬くんやら!少年漫画さが胸アツ!やーいやーいたそたちめー!

・四郎が倭寇あがりだということを快く思わないリノはみんなに真実を告げ、追い討ちをかけるように長一郎も責めるが、「ここにいるのは天草四郎、わしの息子だ!」と言い放つヒロさん!!そして美人姉妹たちも「私たちの弟よ!!」と加勢。きええ、、いい家族、、akaneも五郎として迎え入れていただきたい…。その言葉への感謝に震えるみりおくん。。嬉しいよね…どんどんこの土地の人たちが好きになっていくよね…

・現れた藩の侍(誰だっけ?びっく?)が新顔のリノに踏み絵をさせる。踏めないリノを助けるみりおくん。絵師だから踏めないのだと。かわりに自分が踏むと、ダーン!!と絵を踏むみりおくん。またこの踏み方がかっこいいのでみんな見てね!

・踏み絵をした懺悔を拒むみりおくん。農民たちに、現世での苦しみを救えない神など意味があるのかと問う。この舞台での四郎はキリシタンではないので、農民たちがキリシタンであるがゆえに迫害される様が辛いんだろう。なぜそこまでしても神にすがり、信仰を捨てないのかと。そして四郎の言葉に、次々に限界の言葉を口にしだす農民たちが辛い。べーちゃんが涙で頬をぬらしながら「神は…おられぬのでしょうか…」と絞り出す声が痛い。しかしみりおくんは言う。神は各々の心の中にいるのだと。自分たちを救う力は自分たちにあるのだと。ここでみりおくんを真ん中にして、農民たちが「メサイア!!!」と大コーラスするところが本当に見所だね…!次々と襲い来る困難や苦しみを神にすがることで心の均衡を保っていた農民たちが、自分たちの力で立ち上がる場面!農民のみんなが表情をぐしゃぐしゃにして泣いてる子もいたりして、みりおくんも涙を流してて、めちゃくちゃ熱い場面だよ…!!!

・島原の原城にたてこもっての戦い、熱いねー!この後の展開が分かるから、勝利の場面も見れて嬉しいような、余計に悲しいような…。和物の醍醐味はやっぱり立ち回りですね~。ほんと目が足りません。絶好調クズ男のちなっさんやたそ、ルナくんが負けてるのをみてやーいやーい!感が半端ねえな!!

・リノも島原・天草のために旗の絵を描く。それなのに四郎に声をかけられると、「お前のために描いたんじゃねーし!!」とか言っちゃうツンデレリノさん!

・みりゆきの銀橋でのラブソングが一時の幸せでね…。よかったね…。でもリノも流雨のこと好きだったこと考えるとアラアラ…って感じだけども。みりおくんがゆっくりと仙名さんに口付け、仙名さんも目を丸くして驚きつつも受け入れるんだよね。よかったねえ。

・やっとやっと!絶好調クズ男のちなっさんが信綱マイティにめっちゃ叱られてやんの!やーいやーい!スカッとジャパンだね!あの番組好きじゃないけど!

・信綱率いる幕府軍からの攻撃を受ける島原天草。投降すれば命を助けるという真意を探るべく、リノが幕府へ向かう。これまで少し肩肘張って生きてきたようなリノですが、とても冷静な目で色んなこと見て考えられる人だからこそ、みんなを救うために信綱へ語る言葉の誠実さ、正直さがたまらない。ここで流れるBGMもなんか泣けちゃうんだ。どんなんか思い出せないけど…。現世のあらゆる苦難を与えられてきた農民たちが、唯一救われるのが信仰であった。祈りの時間、いつか向かうハライソ(天国)だけが救いであった。。宗教のことって、やっぱり色々難しくて、外から見ていればなんでそんなにも傾倒するのか?と思うけど何かすがるものがなければ救われないことの辛さを考えると、簡単な言葉で終わらせられるものじゃないんだなあって。

・ここで私は進撃の巨人のケニーの死に際を思い出したよ。巨人たちが人間を蹂躙する地獄を生き抜く術。「俺が見てきた奴ら、みんなそうだった。酒だったり、女だったり、神様だったりもする。みんな何かに酔っ払ってねぇとやってらんなかったんだな。みんな何かの奴隷だった」というところ。

・話を戻して、信綱や鈴木も、彼の言葉に心を動かされ、非情な扱いを受けてきた農民たちに心を痛めているのが分かる。でもこの戦は大きくなりすぎてしまった。おさめるためには材料が必要となる。キリシタンの教えを捨てること、天草四郎の首をとってくること。非情にも見えるけど、マイティやあかさんの表情を見ていると譲歩だったり、慈悲だったり。「どうか、そうしてくれ」という懇願の色さえ感じる。

・四郎を城から去らせようと酷いことを言うリノ。しかし四郎がてこでも動かないと知ると、苦悩の末四郎に斬りかかるリノ。うーん、難しい判断よね…。みんなを救いたい気持ち、でも四郎を殺したくない気持ち…。っていうかリノさん何でも自分で背負い込まずにさあ…和海くんとかあきらとかに相談したらよかったのにさ…

・ちなみに、みりおくんに斬りかかった柚香くんにめっちゃキレるつかさくんの演技が熱いです。今回は休演だったけど、亜蓮くんとつかさくんの熱い二人がタッグを組んでたら熱量やばそう(笑)一之瀬君はどちらかというと冷静なおにーさんという感じかな!

・三日経っても現れなかったリノに落胆の色を見せる信綱。信綱も鈴木も、祈るような思いで三日間を過ごしたんだろうなということが分かる「…来なかったな」というマイティの言葉。この二人は良心のある人たちだから、辛さを噛み殺して幕府の仕事をするのがもうね。。つらいね。。

・牢屋に捕らえられたリノに、逃げるように言う四郎。幕府軍に改宗を迫られたこと、四郎の首を条件にされたことを知っている四郎。なぜ四郎が知っているかって…?それは、鈴木が矢文をよこしたからだよー!!!鈴木ーー!!いいやつだなー!!ってかこれか、みんなが言ってたやつ!!やっと俺も便乗できるわ!鈴木ー!!!!

・リノに、真実を伝えるために生き延びろという四郎。思うのは、四郎は島原天草のみんなのことを愛しているのに、なぜ全滅すると分かっている戦いをしたのかってのが気になるところだけどもさ。やっぱり改宗に死んでも応じないみんなを守るためには戦うことが必要だと思ったのかな?みんなに改宗を促し、自分の首を差し出す方法もあったのかもしれないけど…やっぱり弾圧を受けながらも信仰を続けてきた民のことを考えると、改宗は死よりも重いものだと思ったのかな?キリシタンのままで戦い、果てること、そして民の誇りを後世まで伝えることを選択したのかな…

・今回、みりおくんが結構怒鳴る芝居が多くて珍しいんだけども、結構公演が後半になっても声が安定してるのですごいね!みりおくん喉強いのかな!確かに今まで声枯れてるみりおくんて見たことないかも?今後の公演も熱量が増すだろうから喉がんばって欲しいところですね!

・そして戦いのシーン。大階段を使っての大立ち回りで迫力がやばい。芝居で大階段使うのって珍しい。BGMもいいしな…。もうここ、俺震えるほど泣いたわ…。ちゃいまんねん、星逢といいさあ…弱い農民が強い幕府にボロボロになりながら立ち向かっていくところがホンマもう。。かなしすぎんねん。。娘役ちゃんたちがクワみたいなのを必死に振り上げてたりさあ。。どんどんみんなが斬られて倒れてくところさ…。前半で結構みんなのことを長く見てる分、知ってる人たちがバッタバッタ斬られていくのが辛すぎてだな…。ヒロさんが家族を守ろうとして斬られたり、華ちゃんがみりおくんに貝殻を見せながら死んでいくところとかさ…(この貝殻はみりおくんとの思い出の貝殻なのである)みれいちゃんと瞳ちゃんが抱きしめあうように果てていくのもしんどい。そして倒れた農民たちが大階段で十字架を描く。原田先生、これやりたかったんやろな…まんまと泣くわ…。

・とにかく目が足りなくて、もうそれぞれを追うのに必死よ!!だから和海くんとかアキラとかまひろくんとかが追えなかったのが悔やまれる…。これライビュないのかな?俺絶対行くわ…。というかさ、農民側になんか娘役ちゃんだけど男役みたいな格好の子いるよね?あれ誰なんだろ??

・そして、みりおくんを庇って斬られる仙名さん。彼女を斬ったのは鈴木である!!こらああ鈴木ー!!何してんだー!!と思ったら、鈴木がまるで味方を斬られたような愕然とした表情を浮かべている。ああ、そうか間違えたんだ彼は。彼の立場では何も間違えたことはしていないのに、人として自分を許せないような間違いを犯したと確信したんだ。そんな表情でした。上手いな…あかさん…。わからないけど、総大将のみりおくんを早く倒してしまえば幾らかの民は救えると思ってみりおくんを狙ったのに、仙名さんを斬ってしまったという感じかな…やめて…泣くから…もう泣いてるけど…

・はらいそが見たかったと言って、四郎の腕の中で息絶える流雨。その間もずっと鈴木が死にそうな顔してて辛い。。やめてその顔…泣くから…もう泣いてるけど…。最後は大階段の倒れたみんなの十字架の前で「我は天草四郎。民に自由を!」と叫び、蜂の巣になるみりおくん。ああー!もう、辛いなー!!結末分かっててもホント辛い。。でももっかい観たい…

・冒頭の江戸城の場面に戻ります。リノの絵を後世に残したのは鈴木であった。キリシタンのものであっても燃やしてしまうのはあまりに惜しいと。す、す、鈴木~~~!!そしてここで登場する年老いた信綱、マイティ。冒頭でも述べましたように、ワタクシ家綱のことをマイティだと思っていたので「ま、マイティがふたり~!?」ってなってました。ばか。

・ちなみに、マイティがここで家綱に「あの戦いはキリシタンの反乱などではなかった」と言いにくるところ、はじめは若干蛇足感があったんですがさ。家綱が「誇り高きものたちの真実を、改ざんすることなく伝えろ」と山田裕庵に言い渡すところ、それを聞いて少し眉を緩め、涙を浮かべて去っていくマイティをキャッチしてしまったもんですから、信綱の心情を色々考察すると面白いかもしれませんね。彼は彼なりに罪を感じていて、それが解放されたような。。

・ラストは、金色のハライソで幸せな笑みを浮かべるみりゆき。そして農民のみんなも手を取り合って笑っている。ここも目が足りなかった~。現世の苦しみから解放され、ハライソでこそはみんな幸せになってほしいね。。

・ツッコミどころもあったけど、やっぱり和物は泣けるね。あとはライビュの日取りを待つばかり!


おわり。
ショーに続きます!


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